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chorus

2016年11月 4日 (金)

フォーレ「レクイエム」本番

昨日、無事、コーラスの会を終えました。

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結成4年半、初めての演奏会。

その初めてのステージで「3大レクイエム」の一つであるフォーレを歌えるなんて凄いです。先生に感謝です。

そして、ホールではなく、教会での演奏会。250人ほどが入る地元密着型の教会です。更に、オランダ製のオルガンがあり、団員の一人がオルガニストなのでピアノからオルガン伴奏に変更。ますます理想の宗教曲へと近付いたわけです。

後は、自分たちの歌です。

ボイストレーニングでもある先生の指導は、単に「こう歌いなさい」ではなく、「こう歌うためにはこういう風にしなさい」と身体の使い方を細かく教えてくださいます。

夏前に名指しで身体のちょっとした動かし方を指摘されてから、自分でもびっくりするぐらい歌いやすくなりました。

先生の指導にも力が入り、時には厳しく注意されることも。私自身も最後の1週間はお料理しながら歌っていましたし、テレビ見ながら呼吸の練習をしたり、体幹トレーニング(そんな大げさなことではものではないけれど)をしたりと、頑張りました。

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さて、朝起きたら見事に晴れていました。それだけでも、この不順な天候続きの中、嬉しかったです。

会場設営はあっという間に終わったため、予定よりも早くリハ開始。

入退場、立ち位置、譜めくりのタイミング、姿勢、視線など、細かいことも再チェック。

 

リハから開場まで1時間しかなく、その間に食事、着替え、お手伝いに来て下さった方々との打ち合わせとバッタバタ。

お手伝いしてくださった方々、本当にありがとうございました。立ちっぱなしでお疲れになったと思います。スムーズに進行し、団員全員感謝していました。

 

控室で待機していたら、先生が「満席よ」とひょっこりお顔を出しておっしゃり、一同満面の笑み。

 

楽しもうね、と言い合って、いざ、会場へ。

数人の生徒さんの顔が見え、勇気100倍。更には知人の顔も見えて嬉しくなりました。

本当に席は満席!感激です。2階席もいっぱいでした(*^^)v

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       「ラシーヌ賛歌」のステージ。「レクイエム」の時は中央にバリトンの先生が入ります。

「ラシーヌ賛歌」はさすがにちょっと緊張しましたが、丁寧に歌うことを心がけて歌いました。

「レクイエム」は、全神経を指揮棒と音楽に集中できたと思います。

 

あっという間でした。賞味45分ぐらいでしたが、正直もっと歌っていたかったです。仲間ももう1ラウンド歌いたかったわね、と言ったほど。たくさんの拍手をいただきました。

知人友人から、たっくさんのお褒めの言葉をいただき、本当に幸せな時間でした。

 

その後の打ち上げの会で、先生からもたっぷり褒めていただきました。バリトンの若き先生からも「一緒に歌えて本当に楽しかったです。2回3回と演奏会が続くと思いますが、また呼んでください」との言葉に団員全員大拍手。

 

聴きにくれた母からも長男からも、「良かったわよ~~」と。「ずいぶん上達したのねえ。ビックリしたわ」と言ってくれました。立ち方も楽譜の持ち方も口の開け方もきれいだったわ、といつもは辛口コメントの母ですから、まあかなり褒めてくれたことになりますね。良かった良かった。

 

まだ、昨日の余韻に浸っています。

 

次回からはフォーレと同じフランス作曲家のカプレのミサ曲を始めます。

フォーレとはまた違う不協和音がいっぱいで、また慣れるまで大変です。好きになれるまで歌わなくっちゃね。

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いただいたお花達

歌と共に・・・

2016年10月25日 (火)

Faure ゲネプロ

昨日は、来週のコーラスの会のゲネプロでした。

ゲネプロとは、最終リハーサルというか、通し稽古という感じでしょうか。

 

本番では、黒のロングスカートに黒の長袖のブラウス、黒の靴。。

アクセサリーは金銀パールと自由ですが、教会なので派手になってはいけませんよね。

昨日は、ブラウスとアクセサリーと靴は本番のものを。

今年の夏はほとんど7センチヒールの靴を履かなかったので、久しぶりのハイヒール

長袖といっても袖の部分はシースルーなので、寒いかなあ、と思ったのですが、13:00過ぎの日射しが暑い。早歩きをしていると、うっすら汗ばむようでした。

教会の中の方はさすがにヒンヤリ。でも、皆燃えてますから暑いほど・・・。

 

コーラスだけの練習をしていると、バリトンのソロの先生が登場。

まだ、大学院生ですが、素晴らしい歌声に思わず引き込まれそうな

ご一緒に歌えて嬉しいです。

ただねェ、彼のほぼ真後ろに立っているんです。ということは、私の声、聴かれてしまってますよねえ・・・はじゅかしいわあ・・・。

 

通しをやってみて、本番までの一番の課題は。。。。

息が浅い家で練習していると、息が比較的もつのですが、ステージに上がると長いフレーズがどうももたないんです。

息継ぎが浅くなってしまっているのですね。

先生方のを見ていると、大きく大きく胸や背中が膨らんだり萎んだりしています。それだけ、しっかりと肺に息を入れているんです。

鼻で息を吸うと、たくさん吸えるのですが、ただいま花粉症中でいくらお薬を飲んでも、少々詰まり気味どうしても口で補ってしまうのですが、充分では無いんですね。本番まで、息の吸い方工夫しなくては

 

2時間半の立ち稽古、終わったら、つま先がビンビンしていて感覚無し

ハイヒールに慣れておかなくっちゃ~~。なんせチビなのでね、それも2列目なので、ハイヒールは必須。大きい人が羨ましい。

ハイヒール履いて、レッスンしますか・・・?そうもいかないしねえ。

 

風邪をひかないように。近くの小学校ではインフルエンザやマイコプラズマ肺炎が流行っています。普通の風邪ひきさんも多いですねえ。生徒さんも何人か熱を出したり、咳をしています。花粉症で喉もイガイガしているし、朝晩は喘息も出ているので気を付けないと。

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プログラムが出来上がりました。教会なのでシンプルなプログラムです。せめて紙は綺麗な色にしようと、3種類の淡い色を選んでみました。

 

なんだか、来週本番という実感が無くて・・・。まだまだ先のような気がするんです。

ちょっと人ごとのような・・・、変な感覚です。

団員仲間にも数名、えっ!来週じゃない、と言っていましたし、なんなんでしょうね。

 

2016年10月14日 (金)

フォーレのレクイエム

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急に寒くなりましたね。お風邪ひいていませんか?

秋の花粉症の方、辛いですよねえ。その上、朝晩は喘息が出ていて、寝苦しい日が続いています。

 

11月3日(祝)14:00から、逗子のカトリック逗子教会にて、我がコーラスの初演奏会を行います。

演目はフォーレ作曲の「ラシーヌ賛歌」と「レクイエム」です。

 

フォーレの「レクイエム」はモーツアルトとヴェルディと並んで、「3大レクイエム」の一つと言われるほどのもの。

指導者の阿部先生が数年前から「レクイエムを歌う会」というのを結成し、第1回がヴェルディの「レクイエム」を300人規模で3年ほど前に歌い、第2回は去年、モーツアルトの「レクイエム」を東京カテドラル聖マリア大聖堂で250人近くで歌いました。

まさか、我が団だけでフォーレを歌えるとは思っていなかったので、先生からこのお話を聞いたときは舞い上がりました

 

通常12人の少人数のコーラスですが、助っ人や新会員を得て、総勢17人で歌います。

ホールでしたら、ピアノとの共演でしょうが、教会に素晴らしいオルガンがあったことから、オルガンとの共演が実現しました。ピアノとは音の伝わり方が違うので、慣れるまでちょっとかかりました。今でも油断するとオルガンの速度に引き込まれてしまいます。しっかり先生の指揮を見て歌わないと大変なことに

 

教会らしい響きも楽しめます。残響がホールよりも長めなんですね。気持ちが良いです。それも聴きどころですね

 

「レクイエム」の世界へいざなうため、フォーレ作曲の「ラシーヌ賛歌」を歌います。とっても素敵な曲です。もしかしたら、この曲を聴きたくて、会にいらして下さる方もいるのではないかと思っています。

 

モーツアルトやヴェルディとは違って、フォーレの「レクイエム」は最後に「安らぎ」があります。でも、「かっこよさ」もあり、私は他の二つよりも好きなんです。

 

さて、冒頭にありますチラシについて。

ファイルの添付の仕方が分からず、カメラで撮ったものなので、色合いが少々違っています。どうしたらオリジナルがアップできるのしょう・・・。それはさておき・・・

お写真はEOSのパパさんにいただきました。私がチラシ担当になった時、真っ先にEOSのパパさんのお写真が浮かび、パパさんにご相談したところ、快く承諾していただき、使わせていただくことになりました。

素敵な仕上がりになり、団一同とっても喜んでいますし、お店等に置かせていただいても評判が良く、本当に嬉しく思っております。EOSのパパさん、本当にありがとうございました。

 

本番まで3週間を切りました。ラストスパートです。

夏頃、名指しで注意を受け、結構落ち込んだこともありましたが、どうもそれがふっ切れた元となったのか、身体から力が抜け、とっても歌いやすくなり、9月の練習では大変褒められました。ピアノでは、「力抜いて」なんて生徒さんたちに注意しているし、自分が弾いている時でも脱力を心がけているのに、歌っている時は頭ではわかっていても脱力できていなかったんですね。

 

24日には、バリトンのソリストもいらしての練習です。まあ、ゲネプロという感じになるのでしょうね。楽しみです。

 

当日はお天気に恵まれますように。そして、たくさんの方にいらしていただけたら良いな

 

2015年10月18日 (日)

10月17日逗子合唱祭

10月17日は、逗子合唱祭の日でした。Img002

 

              


                                                     

結成してから4年目の我が団「セ・ピアーチェ」が、この合唱祭に参加するのは2回目。一昨年初デビューし、去年は先生のご都合で参加できなかったため、横浜の合唱祭に参加しました。

2年ぶりということもあり、成長したところを見せなくっちゃね、というプレッシャーもありましたし、先生の唯一の地元の合唱団なので、先生のためにも頑張らなくては、という意気込みもありました。Img003


11番目の「セ・ピアーチェ」です。

フォーレ作曲の「レクイエム」から「サンクトゥス」とカプレ作曲の「ミサ曲」から「サンクトゥス」の2曲です。カプレは6月にも発表しているので多少余裕がありますが、フォーレは初発表になるため、猛練習しました。

 

12日の先生との練習では、それまで身体の使い方や、音程の取り方など細かい指示を受けてきましたが、この日はブレス(呼吸)の仕方に重点を置いての練習でした。

これはモーツアルトのレクイエムでも、散々言われてきたことですが、この日は更にしつこくしつこくブレス方法のご注意。

フォーレは、ゆっくりな3拍子。2小節前には3拍かけてゆっくり鼻から息を吸い、1小節前には「サンクトゥス」の「サ」の口の形に開けて待っている。これを徹底しました。

この呼吸方法を全てのフレーズの前にやる!!

これが徹底して出来るようになると、歌う時に身体の方の準備もできるんですね。なので、声が飛び出してしまったり、出だしの遅れも回避されるし、良い効果が生まれます。

 

このゆったりとしたブレス方法は、ゆっくりな美しい旋律ならば適用されます。

本番前の舞台裏で出番待ちしている時にも、これだけは練習していました。

 

その効果もあってか、出だしからブレスはきちんと出来ました。最初は少々緊張していて、ちょっと声量が無かったと思いますが、ブレスに集中していたら、だんだんと気持ちも乗って来て、声も伸びてきました。

カプレは、本当に気持ち良く歌えました。会場に反響しているのが聞こえましたし。そして、カプレの途中で、会場がし~~んとしていることに気が付き、更に気分はアップ。最後まで歌いきることが出来ました。

歌い終わっても、拍手する人は居なく、先生も私たちも身じろぎひとつしません。そして、ゆっくりと先生の顔に笑顔が出来、そっと私たちに拍手を送ってくださいました。

それから、会場の方を向いてお辞儀を・・・。会場からたくさんの拍手をいただきました。

 

舞台を下りてからの私たちは興奮気味。

歌えたねえ!!響いてたよねえ!!などなど、自分たちで興奮したのは初めてです。そのくらい手応えを感じました。

 

何人からかもお褒めの言葉をいただきました。

聴きに行っていた母からも、「綺麗だったわよ。質も格も高かったわよ」と言われました。

 

先生からも「音楽も雰囲気も洗練されて、良い楽団に成長して、鼻が高いです」という素晴らしい言葉をいただきました。”洗練された”なんて、最高の賛辞ですよね!!!!

 

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いつの日か、自分たちの演奏会を開きたいと思っています。

多分フォーレの「レクイエム」になるでしょう。それまで、一歩一歩高めていかなくては。

 

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あまりのハイ状態で、このまま帰っちゃうのもったいないわね、ということで、近くのお店へ。

この10日間、喘息がひどいので、アルコールは×なので、レモンスカッシュ。爽やか~~~。

「乾杯」の声にも力が入ってました。

初めて入ったお店でしたけれど、どれも美味しかった~~。

 

帰宅後も気持ちはハイのまんまでした。


2015年9月30日 (水)

Mozartレクイエム…本番

9月25日(金曜日)19:00より

東京カテドラル聖マリア大聖堂にて、総勢200人での演奏会。

長い人で1年半。私は今年の1月から、合同練習に参加。

いつもは女性だけで歌っているので、混声で歌うのはとても楽しかった。

 

25日は1日雨。

それも細かい雨で、舞い上がるので傘をさしていても濡れてしまうような。

そんな中、いらしていただいた友人知人に感謝です。

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リハーサルの時よりも、照明を上げたので、真正面の十字架がくっきり。

見えているベンチ椅子の他にパイプ椅子も用意。600人ほどが入る。

 

普通控室はステージのすぐ近くにあるのですが、ここは教会。控室は離れた建物で、午後のリハーサルの時も、本番の時も傘を差しての移動。差していても濡れてしまうので、楽譜だけは濡れないようにと気を使った。

 

本番前のリハーサルで、1週間前のリハーサルの時にはあまり感じなかったズレを感じ、少々ショック。オーケストラとコーラスのズレ。そして、男性を挟んだ向こう側にいるソプラノと我々アルトとのズレ。

なぜか、ソプラノの遅れが気になる。いくつかの先生のご指摘を受けてリハは終了したが、控室でもその話題が。私が所属するコーラスにはソプラノが2人しかいないのだが、やはり「遅れ」を凄く気にしていた。

 

それでも、本番が近付き、上下黒の衣装に着替えると気持ちがグッと引き締まる。

今回は、靴を奮発した。1442978448675

床が石なので、硬さが直に足に伝わる。少しでも和らげればと銀座まで買いに行ってきた。銀座のKanematsuのこの靴、クッション性もあり、いっくら歩いても痛くならない。
            

さて、傘を差して大聖堂へ。中へ入ると満席。これには感激した。舞台へと向かう途中、友人がそっと手を振ってくれた。フッと笑顔になれて、緊張がほぐれた感じ。

 

ステージから見ると、人人人・・・

残念ながら友人知人の顔は見つからなかった。

しかし、母からは良~~く私が見えたそうだ。良かった良かった。

 

指揮者は29歳の若き女性。ショートヘアですらっとした方。

若いけれど、指揮はわかりやすい。若いけれど、なんて言ったら失礼ですね。ご高齢でも全く意味不明の指揮をする人もいますから・・・。

彼女は柔らかいけれど、伸びのある指揮で、シンプル。これからのご活躍を応援しています。

 

まず、モーツアルトの小品「Ave Verum Corpus」を歌い、それから、ソリストたちが入場し、「レクイエム」へ。

人がたくさんいるにも関わらず、残響はたっぷり。長男曰く、思わず天上見上げちゃったよ。キョロキョロした人も数人いたよ、とのこと。

それぞれのパート(ソプラノ・アルト・テノール・バス)が重なりあう所なんて、歌っている方も耳をそば立ててしまうほど。また、フレーズが切れた時の最後の言葉が天井を駆け巡る感じも快感だ。

ただ・・・心配していたところはやはり失敗。残念ながらずれてしまった。

他にもいくつかずれたところはあった。やはり、本番はリハのようにはいかないんだ。

1週間前のリハの70%の出来かなあ・・・。

しかし、お客様には、教会で歌う醍醐味は伝えられたと思う。

 

ホールのようにロビーもないし、外は雨が降り続いていたので、友人たちとは会うことが出来なかったが、嬉しいメールをいただいた。

 

着替えて、ホールの片付けが終わったら、向かいにあるホテル椿山荘でレセプションに出席。

シャンパンで(私は空腹だったので念のためジンジャーエールをチョイス)乾杯。

乾杯の音頭を取った先生は、超ハイテンション。無理もない。

数年前、先生ご自身がドイツの教会でモツレクを歌い、日本で是非モツレクを教会で、それも聖マリア大聖堂で歌いたいという希望を叶えたのだから。

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お仲間とレセプションにて。

 

最後に、次回は、ブラームズのレクイエムだそうだ。ドイツレクイエムかあ・・・。

そして、3年以内にまたこの大聖堂でモツレクをやります!!と言い切った。おお!!やはりやるのですね。

皆さま、次回はそして次回も、是非聴きにいらしてくださいませ。


            


2015年9月21日 (月)

Mozartレクイエム・・リハーサル

こんばんは

朝夕はだいぶ涼しくなり、空も高く、陽が落ちるのも早くなって、すっかり秋らしくなってきました。

 

モーツアルトの「レクイエム」の本番が今週の金曜日となりました。

もうすぐです!!

モーツアルトのレクイエムの演奏会については、過去の記事を読んでみてくださいね。

http://mikipiano53.cocolog-nifty.com/blog/2015/05/post-f6b1.html

 

先日の金曜日、大聖堂でオーケストラとの練習がありました。

まず、建物を見た時、「おおっきい!!」ということにビックリしました。

中に入ると、天井が高く、コンクリートの打ちっぱなしの壁のインパクトの強さに圧倒!!

しかし、厳かな雰囲気はお見事です。

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ぜひともクリックして大きい画面で見てください。

照明が眩しいのですが、その後ろにスウっとした十字架が印象的です。シンプルなデザインがとっても洗練された美しさです。

照明下の祭壇の前に階段があり、合唱団はそこに並びます。

幅が狭いため、前後くっついてしまうので、楽譜を見るスペースがないため、ほぼ暗譜ということになりました。

その合唱団の前にオーケストラが座ります。

 

合唱団とオーケストラとでを200人ほど。観客席が600ほど。広いですねえ。

その客席の後ろには、パイプオルガンが。Dsc_29361

合唱団は、指揮者を通り越して、このパイプオルガンを見ながら歌う感じです。遠くを見た方がより声を飛ばせますから。また、後ろの方の人たちは、位置が高いので、指揮者を見てしまうと視線がやや下向きになってしまいます。パイプオルガンを見ると目線が上がります。

 

さて、歌の方に。

「レクイエム」の前に、小品の「アヴェ・ヴェルム・コルプス」を歌います。まあ、モーツアルトの世界へ引き込むための前奏のようなものです。

そして、いざ、「レクイエム」へ。

なんと、声が響くんです!!いえ、響くということはもちろん想像していましたし、イメージも出来ていました。それ以上の響きなんです。

一つのフレーズの後に1小節から2小節ぐらいのお休みがあります。フレーズの最後の言葉が暫く・・・2拍ぐらい・・・残響として残るんです。

特にNo.1の「Kyrie」は最後、フォルテ(強く)でゆっくりなテンポで、「Kirie eleison」と歌うのですが、最後の「n」が、教会内に暫く留まるんです。初めて聴いたとき、ゾクッとしてから、思わずニンマリ笑ってしまいました。そのくらいすごかったんです。

 

ハア!!!モーツアルトはちゃんとこの残響を計算して、曲を作っているんだわと、つくづく思いました。やはり、宗教曲は、教会で歌うものですね。

 

指揮者の先生はまだ20代の若い女性ですが、しっかりと引っ張っていってくださいます。

音楽性だけではなく、言葉の流れを大切にという注意が多いです。慣れないラテン語相手だと、言葉のかたまりとして捉えずに、1音1音になってしまいがち。音読を本番までにたくさんしておいてくださいとの課題が出されました。

 

今日のリハーサルで、また並び順が変わり、2段目から最前列になってしまいました。まあ、2段目と言っても、1段目がソロの先生方の横から並ぶので、真ん中に近い2段目はソロの先生方の真後ろになり、そこは最前列だったんです。

でもね、なんせチビなもので、「2列目」になった時は嬉しかったのですが、結局最前列です。

6センチぐらいのヒールを履いているのですが、今回は足が痛いのなんのって!!ところが皆痛い痛いと言っているので、多分床が石なので、クッションが少ないから足が痛くなりやすいのでは、ということに。内心、体重増えたからかなぁ・・・なんてしょ気ていたのですが・・・。

 

「アヴェ・ヴェルム・コルプス」と「レクイエム」で、1時間15分ぐらいの演奏会です。

が、きっと素晴らしい演奏会になると思います。

家族・知人・生徒さんと本番にいらしてくださいます。皆様に、素敵な時間をプレゼント出来れば嬉しいです。

 

今日が最後のリハーサルでした。後は、本番前の短いリハーサルと本番のみ。

風邪をひかない。秋の花粉症に気を付ける。肩凝りをひどくしない。そんなところでしょうか。

では、練習に戻ります。

 

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最後に・・・

日曜日に、次男の文化祭に行ってきました。

その時の写真です。マリア様とイエス様。

次男は、生徒会長兼文化祭実行委員長として頑張っていました。でも、生き生きとしていたので、親としてはホッとしました。



 

2015年5月22日 (金)

モーツアルト レクイエム

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我がコーラスの指導者が、自分が指導またはボイストレーニングをしている団に声をかけて「レクイエムを歌う会」というのを企画しています。

一昨年の秋、第1弾としてヴェルディのレクイエムを、コーラス200人・オーケストラ100人で演奏しました。過去の「chorus」を良かったら見てくださいね。3回に分けて書きました。

 

そして、今回、第2弾としてモーツアルトの「レクイエム」です。

場所は、文京区にある、東京カテドラル聖マリア大聖堂。「椿山荘」の近くだそうです。

http://cathedral-sekiguchi.jp/

まだ行ったことがないのですが、素晴らしい所だそうです。

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画像はお借りしたものですが、近代的なのですね。

空から見ると十字になっているそうです。

 

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→画像も借りてきました。私たちも、こんな感じになるのでしょうか?

 

 

こんなに素晴らしい教会での演奏、さぞかし響きがすごいでしょう。それが、一番の楽しみです。

練習でも、ホールにはない響きをするとのことで、「響き」に重点を置いた歌い方を、これでもか!!というほど指導されています。

1月からの混声練習に毎月参加しているのですが、確かに響きが変わってきています。

やればできる!!実感しています。

 

パンフレットのモーツアルトは、切り絵ですが、有名な方にお願いして作っていただいたそうです。インパクトがあって気にいっています。

 

チケットの申し込みをするのですが、

もし、ご興味のある方がいらっしゃいましたら、お声をかけてください。多分一般販売では手に入らないかもしれません。

全席指定ですが、席はくじ引きのようなので、どこの席になるかはわかりません。

 

教会でのモーツアルトのレクイエム、きっときっと素敵なものになると思います。素晴らしい響きを皆様にお聞かせ出来ると信じています

 

 

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シャクヤク  暁

 

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                  花筏

 

 

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初桜

 

 

2014年9月 4日 (木)

おかあさんコーラス

久しぶりにコーラスのことです。

3年前に立ち上げたコーラス。先生を含めて13人という小規模なコーラス。

去年の秋、逗子の合唱祭で初舞台を踏みました。

この仲間とは、先生が指導している他の合唱団と共にVerdiの「レクイエム」もやりました。

http://mikipiano53.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/1013-8aea.html

http://mikipiano53.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/1013part-f39e.html

http://mikipiano53.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/20-0456.html

良かったら読んでください。

 

今年は・・・というと、逗子の合唱祭は、先生のご都合が悪く出場できないため、

横浜市の「音楽堂・おかあさんコーラス」に参加することになりました。

これは神奈川県立音楽堂にて4日間開催されます。

今年は54回目となり、神奈川県内の160もの合唱団がステージに上がります。

 

我が団は初日の10月7日、それもなんと第1番。

当日は9時に集合だとか・・・早い

 

しかし、素敵な特典が付いていました。

毎回始まる前に、実行委員会顧問でもあり合唱指導者でもある吉田孝古麿氏が作曲した「丘の上のハーモニー」を歌うのですが、その日の1番目の団がまずステージ上でその歌の1番を歌い、そして客席と共に2番を歌います。

つまり、私たちの団がそれをやるんです。

初出場の私たちが

すごいですよねえ。

 

さて、全く聴いたことのない曲を、本番は完全な暗譜なので、ただいま練習中。

そして、9月末のレッスンの日、その吉田氏が我々の練習場にいらして、直接ご指導いただけるとのこと。ものすごいプレッシャーがかかります。

ご指導までしていただいたのに、しょっぱなでドジってしまったら大変。少人数のコーラスなので、一人ひとりの声が結構聴こえてしまうんです。外さないよう頑張らねば

 

自分たちの曲は、

Ⅰ木下牧子さんの「ロマンチストの豚」これはアカペラです。

Ⅱメンデルスゾーン作曲の「Laudate pueri Op.39, No.2」

去年は、私がピアノを弾いたのですが、人数も少ないですし、「Laudate pueri」がとっても素敵な歌なので歌いたいし、ということでピアノの方をお願いしました。

 

「ロマンチストの豚」は歌詞も面白いですし、8分の6拍子なので楽しく軽く歌わなければいけません。「軽く」がなかなか難しい。「軽く」なんて思っていると、「可愛く」なっちゃうんですね。ダメダメダメ・・・大人の優雅さと滑稽さを表現しなくっちゃ

 

「Laudate」は宗教曲です。メゾにしてはハイFまで出さなくてはならないので、相当きつい。

始めの頃は悲鳴のごとく。しかし、急に春頃、先生の発声の教えに、ようやく身体が反応するようになったら、歌えるようになり、声も出るようになってきたように思えます。

それに「Laudate」が合っているのかもしれません。歌いやすいですもの。

 

さて、今年は衣装も作りました。この団で作るのは初めてです。もうすぐ届きます

新しい衣裳って、やはりテンションアップになりますね。

 

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久しぶりに綺麗な空

 

 

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8月24日@サントリーホール前

歌の演奏会

 

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久しぶりにオルゴールを聴きました

 

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せっかく綺麗にお花が咲いているのに、とんがりコーンが邪魔

 

2014年5月21日 (水)

Mozart's Requiem

昨夜から、ずっと雨が続いています。

肌寒い、といった感じです。風も出てきて、ちょっとした嵐の様です。

それでも、雨が小降りになると、小鳥の甲高い澄んだ声が響いてきます。

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夢と

  ムーンシャドウ

(画像大きくなります)

 

 

 

 

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去年のヴェルディのレクイエムに引き続き、モーツアルトのレクイエムを唄う話が決まりました。3大レクイエムの一つです(*^_^*)

来年の秋、都内の教会とのこと。教会がどうしても無理の場合は、ホールを借りることになるのですが、何としてでも教会で歌いたいものです。

 

女声の練習は、9月頃から始まりますが、平日の夕方なので、これには参加できませんね。1月から週末に混声の練習も始るそうなので、出来る限り参加したいと思っています。

 

モーツアルトのレクイエムは、高校生の時に一度歌ったきりなので、うろ覚えです。良く耳にはしますけれど、1からの譜読みになりそうです。

でも、去年のヴェルディのレクイエムに比べれば、譜読みも時間的(ヴェルディよりずっと短い)にも体力的にも楽かな(^。^)

 

明日にでも楽譜を買いに行ってこよう♪

 

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名前はわかりませんが真っ白でした。

 

 

 

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                                                  つるバラも素敵です

 

 

 

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ゴールドマリー’84

 

 

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                     黒真珠  

 

 

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春の舞

 

 

 

 

 

 

2013年11月14日 (木)

発表会のプログラム

9日の合唱祭、無事終えることができました。

エールをたくさんいただきありがとうございましたm(__)mm(__)m

「セ・ピアーチェ」は去年の5月に発足し、初の大舞台。9月のレッスンを最後に先生のご指導が無く、自分たちだけの練習で頑張ってきました。

朝のリハーサルでは、会場の広さに少々呑まれてしまい、委縮状態でした。

本番は、トップバッターという位置で緊張したまま出番を迎えてしまいました。それでも、「逗子市歌」を歌えたのが少しは緊張をほぐせたかなと思います。

演奏の出来栄えは、70点?初舞台にしては、まあまあの出来栄えかと。

他の会の方々に、「品があって綺麗な歌声でしたよ。これからが楽しみですね。」との言葉をいただきました。

「コール・レーネ」は、場数を踏んでいますし、人数も多いので、あまり緊張することなく歌えました。

 

家のことや、いろいろ思うこともあり、「コール・レーネ」の方は3月まで休会です。海を見ながら歌えないのが淋しいですが、冷却期間ということで・・・

 

さて、11月24日の発表会のプログラムが出来上がりました。

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第1部はソロで、第2部は連弾や自分の弾きたい曲にしてみました。

生徒さんたち、ラストスパートです  生徒さんたち、というよりもお母様方の方が緊張していますが。

先日、レセプション用のお菓子を注文してきました。

 

さてさて、後10日、怪我に注意して、風邪をひかずに、当日を迎えて欲しいですね。

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こんな可愛いト音記号を作って来てくれました

 

 

 

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どこまでもどこまでも・・・

 

 

 

 

 

 

 

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次男が二人・・・@葉山近代美術館