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2015年9月30日 (水)

Mozartレクイエム…本番

9月25日(金曜日)19:00より

東京カテドラル聖マリア大聖堂にて、総勢200人での演奏会。

長い人で1年半。私は今年の1月から、合同練習に参加。

いつもは女性だけで歌っているので、混声で歌うのはとても楽しかった。

 

25日は1日雨。

それも細かい雨で、舞い上がるので傘をさしていても濡れてしまうような。

そんな中、いらしていただいた友人知人に感謝です。

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リハーサルの時よりも、照明を上げたので、真正面の十字架がくっきり。

見えているベンチ椅子の他にパイプ椅子も用意。600人ほどが入る。

 

普通控室はステージのすぐ近くにあるのですが、ここは教会。控室は離れた建物で、午後のリハーサルの時も、本番の時も傘を差しての移動。差していても濡れてしまうので、楽譜だけは濡れないようにと気を使った。

 

本番前のリハーサルで、1週間前のリハーサルの時にはあまり感じなかったズレを感じ、少々ショック。オーケストラとコーラスのズレ。そして、男性を挟んだ向こう側にいるソプラノと我々アルトとのズレ。

なぜか、ソプラノの遅れが気になる。いくつかの先生のご指摘を受けてリハは終了したが、控室でもその話題が。私が所属するコーラスにはソプラノが2人しかいないのだが、やはり「遅れ」を凄く気にしていた。

 

それでも、本番が近付き、上下黒の衣装に着替えると気持ちがグッと引き締まる。

今回は、靴を奮発した。1442978448675

床が石なので、硬さが直に足に伝わる。少しでも和らげればと銀座まで買いに行ってきた。銀座のKanematsuのこの靴、クッション性もあり、いっくら歩いても痛くならない。
            

さて、傘を差して大聖堂へ。中へ入ると満席。これには感激した。舞台へと向かう途中、友人がそっと手を振ってくれた。フッと笑顔になれて、緊張がほぐれた感じ。

 

ステージから見ると、人人人・・・

残念ながら友人知人の顔は見つからなかった。

しかし、母からは良~~く私が見えたそうだ。良かった良かった。

 

指揮者は29歳の若き女性。ショートヘアですらっとした方。

若いけれど、指揮はわかりやすい。若いけれど、なんて言ったら失礼ですね。ご高齢でも全く意味不明の指揮をする人もいますから・・・。

彼女は柔らかいけれど、伸びのある指揮で、シンプル。これからのご活躍を応援しています。

 

まず、モーツアルトの小品「Ave Verum Corpus」を歌い、それから、ソリストたちが入場し、「レクイエム」へ。

人がたくさんいるにも関わらず、残響はたっぷり。長男曰く、思わず天上見上げちゃったよ。キョロキョロした人も数人いたよ、とのこと。

それぞれのパート(ソプラノ・アルト・テノール・バス)が重なりあう所なんて、歌っている方も耳をそば立ててしまうほど。また、フレーズが切れた時の最後の言葉が天井を駆け巡る感じも快感だ。

ただ・・・心配していたところはやはり失敗。残念ながらずれてしまった。

他にもいくつかずれたところはあった。やはり、本番はリハのようにはいかないんだ。

1週間前のリハの70%の出来かなあ・・・。

しかし、お客様には、教会で歌う醍醐味は伝えられたと思う。

 

ホールのようにロビーもないし、外は雨が降り続いていたので、友人たちとは会うことが出来なかったが、嬉しいメールをいただいた。

 

着替えて、ホールの片付けが終わったら、向かいにあるホテル椿山荘でレセプションに出席。

シャンパンで(私は空腹だったので念のためジンジャーエールをチョイス)乾杯。

乾杯の音頭を取った先生は、超ハイテンション。無理もない。

数年前、先生ご自身がドイツの教会でモツレクを歌い、日本で是非モツレクを教会で、それも聖マリア大聖堂で歌いたいという希望を叶えたのだから。

          Dsc_29691

お仲間とレセプションにて。

 

最後に、次回は、ブラームズのレクイエムだそうだ。ドイツレクイエムかあ・・・。

そして、3年以内にまたこの大聖堂でモツレクをやります!!と言い切った。おお!!やはりやるのですね。

皆さま、次回はそして次回も、是非聴きにいらしてくださいませ。


            


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chorus」カテゴリの記事

コメント

こんにちは
Mozartのレクイエム、いい曲ですね。全部聞くと1時間の大作
でもラクリモーサで、いつも聞くのをやめてしまってます。

こんにちは...♪*゚
行っていなくても、状況がすごく伝わりました(*´v`)
協会に響く声も想像してました♪♪
小さな街の市民ホールでさえ
演奏やコーラスを聞いた時はジーンと心に来ましたから
大きな協会では想像を超える感動があったかと思います(✿´꒳`)
次回を目標に楽しみながら練習に励んで下さいね
朝晩冷え込む季節になりましたので
今後もご自愛くださいね(≡'・'≡)

お疲れ様でした~♪
長期に渡って練習を積んだ方々でも、難しいものなんですね…
でも、教会で生で聴いたら凄い迫力なんだろうなぁ

ホテル椿山荘で思い出したのですが…
昔、福島県某市にも同名の結婚式場があったのですが、
本家本元からクレームが付いたらしく、今は違う名前で出ています

とても素敵なハーモニーでした。
演奏会のご成功をお喜び申し上げます。

東京にいながら、一度も行ったことない教会で、
モクレクを聞けたことは、記憶に残ります。
コンサートホールとは違う雰囲気と残響でした。

テノールの頑張りが目立ちました。
少ない人数で、ちゃんと引っ張ってましたね。
男の人の声って、力強い。

ソプラノを歌われたソリストが先生と思いますが、
声質がこのような曲にぴったり!
聴きほれました。

指揮者の方も、本当にわかりやすく振っておられました。
大柄で手が長くて、それが表現力アップにつながってますね。

気になさっているずれは、確かにありました。
ま、でも、失礼ながら、素人ですから、
これからの課題ができたことで、
いっそう練習に励めるということで、
よろしいのではないでしょうか?
プロだって、完璧な本番なんて、めったにないのですから。

今後のコンサートを楽しみにしています。

写真道楽人さん
コメントありがとうございました。
「Lacrimosa」素晴らしい曲ですね。
私も一番好きな曲です。もしかしたら一番力を入れて練習したかもしれません
どうぞ、一度は最後まで聴いてみてくださいね

na noriさん
あの丹下健三さんの建築によるものですが、本当に見事なものです。
もう少し、ゆっくり教会内を見たかったのですが、時間が無くてちょっと残念でした。
先生は次から次へと目標を作って行くので、付いて行くのみ!!…という感じでしょうか?疲れないようにしないとね

今日は、大嵐の後の見事な青空ですね。

billさん
あはは・・・同名のお話に笑ってしまいました。
同盟はいけませんよねえ。

土曜日の混声の練習がようやく今年の1月から始まったので、
仕事がある私は1月からの参加。その時にはすでに暗譜で歌っている方もいて
意気込みに圧倒されました。
でも、皆の熱意が伝わってきて、私も頑張れたと思います。
楽しかったです。

ananさん
素敵なコメントありがとうございました。
若い指揮者の先生、ステージを下りると可愛いんですよ。
魅力的な女性です。これからが本当に楽しみです。

また歌う機会があるようです。
また同じメンバーで再挑戦したいですね。

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