堤剛氏@川崎ミューザ
昨日まであんなに蒸し暑かったのに、昨日の夕方から降り出した雨のおかげで、
今日は肌寒いほど。10月上旬の気温だとか。
今日の予定がぽっかり空いたので、昨日、ダメもとでチケット売り場にお電話をしたら、
チケットが取れた。
川崎ミューザで、堤剛先生のリサイタルだ。
日本に帰って以来、2度ほど聴きに行ったのだが、この数年日にちが合わなかったりで、行っていなかった。
堤先生とは、高校最後の年に、友人と何気なく行ったWestern Ontario大学のオープンスクールで、先生の方からお声をかけてくださった。
そして、私の恩師Ronald Turiniを紹介してくださったのだ。
あの時、先生にお声をかけていただかなかったら、Mr.Turiniに会うことは無かったかもしれない。
そうしたら、これだけの音楽への情熱も知らなかったかもしれない。
JISAという音楽夏期講習へ参加することも無かったかもしれない。
いろいろな先生に付いて転々としていたかもしれない。
今では、サントリーホールの館長であり、世界のチェリストですが、私にとっては、本当に身近な懐かしい存在の方です。
演奏会は、先生のトークから始まりました。
昔と変わらない、優しい雰囲気のトークでした。
音色も柔らかく、先生のお人柄そのもの。癒されます。
演奏の後はサイン会がありました。持って行った花束と共に、
購入したCDにサインしていただきました。
その際「U. of Western OntarioでMr.Turiniに付いていた○○です」と名乗ったら、「おお、お久しぶりですね」と顔をあげてくださいました。
6月にUWOで演奏会をしたこと。今、音楽部の建物を建て替えていること。
など、お話してくださいました。
「ぜひ、行ってみてください。変わりますよ。」とのこと。やはり、一度トロントへ行かなくては。(大学はトロントから200㎞ほど離れたところにあるロンドンという町にある)
これは、バッハの無伴奏組曲
このCDは、私の先生Ronald Turini氏と堤先生とが1980年に日本で演奏会をしたときのもの。
すでに持っているのだが、今日これが販売されているのを見て、嬉しくて思わず買ってしまった。
でも、堤先生にサインしていただいて、心はバラ色。
いつまでもお元気で、ご活躍していただきたいと思います。
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コメント
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素晴らしい演奏会だったようですね!
堤先生はサントリーホールの館長でもあるのですね!
知りませんでした。
恩師のひとりとお会いしてサインをもらうのも嬉しく、当時に戻ったような気分になられたことでしょう

素敵ですね〜
私も10月は室内楽のコンサートにふたつ行く予定なんです。
芸術の秋に突入ですね
弦楽器って本当に素敵な響き…。
また、良い思い出ができましたね
投稿: yokorin | 2014年9月 8日 (月) 00時59分
yokorinさん
コメントありがとうございました。
堤先生は、お舅さんの後も継いだのですね。
カナダでも、素敵なご家族がいつも一緒で、ほのぼのとしていらっしゃいました。
直にお会いできるとは思っていなかったので、昨日は本当に嬉しかったです。
yokorinさんも芸術の秋を楽しまれるのですね。
ピアノには無い感触なので。
ピアノをやっている者として、室内楽は楽しみですね
本当は、チェロをやってみたかったんです。あの身体に響く感じが何とも良いです
私は、11月にユンディ・リのリサイタルが待っています
芸術の秋を満喫しましょうね。
投稿: Mikiko | 2014年9月 8日 (月) 13時11分
サントリーホールの館長さんでいらっしゃる方なんですね。
トロント行きの意思を固められた?のでしょうか。
自分史に大きな影響をもたらしてくれた先生の演奏…
とても素敵な時間を過ごされたのではないでしょうか
お人柄を表すその優しい音色、是非聴いてみたいです。
投稿: bill | 2014年9月 9日 (火) 11時21分
素晴らしい出会い!そしてまた数十年しての再会!
Mikikoさんは音楽に関して、強い運をお持ちなのね。
堤剛氏は日本のチェロ演奏家では第一人者。
チェロは私の大好きな楽器です。
一番肉声に近い音域といわれていますが、心落ち着きます。
25年ほど前、体調を崩し、2年ほどぶらぶらしていましたが、
毎晩、バッハのチェロ無伴奏組曲を聞いていました。
心洗われる思いでした。
ピアノを始めたのもその時です。
秋はゆっくり音楽鑑賞にいい時ですね。
今、チャイコフスキーの舟歌を練習していますが、
夜、虫の声を聴きながら弾いていると、幸せな気持ちになります。
トロント、是非お越しになってね。そしてまたお話を聞かせてください。
投稿: anan | 2014年9月10日 (水) 11時44分
お久しぶりです。
演奏もすばらしかったでしょうが、先生とお話しできて2倍、3倍.....
無限大の喜びだったことでしょう..........。
日本で再会できるとは.........、私までもがうれしく拍手、拍手。
実は、6日にサントリーホールの外山啓介リサイタル【皇后さまが
お忍びでいらっしゃいました】に行き、
堤剛リサイタルのポスターをみて「行きたいな~」と思いながら
帰って来たのですよ。
若いときは,シュタルケルや安田さんのチェロコンサートに行き、
堤剛さんのも「武満徹追悼演奏会」で聴きましたが、最近は........。
また、チェロ熱が復活しそうです......、ありがとうございます。
投稿: ロコ | 2014年9月10日 (水) 16時29分
ananさん
大ホールでは、なかなか叶わなかった再会でした。
直接お話しが出来て本当に良かったです。
CDは私が二人に出会う前のものです。
もし、機会がありましたら、聴いてみてください。
堤先生のおかげで、このピアノの音色に出会ったのですから。
チェロは良いですよね。
身体に響いてくるのが、好きです。ちょっと車のエンジンの響きに似ているかと・・・。
具合の悪い時は、バッハが良いですね。
チャイコフスキーの舟歌ですか
今の季節にピッタリですね。
投稿: Mikiko | 2014年9月11日 (木) 00時29分
ロコさん

お久しぶりです!!コメント嬉しいです
外山啓介リサイタルはいかがでしたか?
堤先生のオープンクラスで何回か伴奏をしたことがあり、とても楽しかったです。
トロントで、私の恩師Mr.Turini(CDの人ですね)と堤先生のリサイタルをしたときは、プログラムノートを書かせていただきました。
思い出が次から次へと・・・
チェロ熱、大いに燃えてください~~。
投稿: Mikiko | 2014年9月11日 (木) 00時35分
billさん
なぜなぜなぜ・・・???
お返事を書いたのに載っていない!
もう、本当にごめんなさい。
そうですね、この先生との出会いがMr.Turiniという素晴らしい先生へ導いてくださいました。
「若さ」が出ています。
とても愛情に満ちた、素敵な音色です。
私の先生との共演は、まだまだお二人ともお若い頃のもの。
面白いです
もし機会がありましたら、聴いてみてください。
投稿: Mikiko | 2014年9月11日 (木) 22時44分