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2014年7月10日 (木)

アウフタクト・・・

台風8号が大暴れですね。

皆様、ご無事でしょうか?関東はこれからです。

 

今日は、「アウフタクト」について、です。

「アウフタクト」はドイツ語ですね。

日本語では「弱起(じゃっき)」というそうです。

英語では「pick up」と言っていました。

 

さて、「アウフタクト」とは何?ですね。

通常、1拍目から始まる曲が多いです。

しかし、1拍目から始まらない曲があります。

その1拍目から始まっていない最初の部分をアウフタクトと言います。

Img0011ブルグミューラーの18の練習曲の中の「Parting」の出だしです。出だしがシ♭1個しかありません。つまり、4拍目から始まっています。これが、アウフタクトです。

 

Img0081           

もう一つの例は、シューマンの「Album fur die Jugend」から7番の「Hunter's Song(狩人の歌)」です。これも1個しかありませんから、6拍目から始まり、これがアウフタクトです。

 

さて、このアウフタクト、弾き方に困ります。というか、あまり考えずにそのまま弾いてしまいがちですね。

しかし、このアウフタクト、意外と大事なのです。

弾き方で、ガラリと曲想が変わってしまうことがあるからです。

次の歌を歌ってみましょう。

Img011                          

6拍目から始まるアウフタクトです。

 

ここで、指揮を思い浮かべてみましょう。指揮をしてみると良くわかるのですが、「1拍」というのは、指揮棒を縦に振り下ろします。英語だと「down beat(ダウンビート)」と言って、実にわかりやすい言葉だなあと思います。

最後の拍(4拍子ならば4拍目、3拍子なら3拍目、6拍子なら6拍目)は上向きに振ります。英語だと「up beat(アップビート)」です。

このイメージがとても大事です。1拍目はダウンビート。日本では「強拍」になりますね。

4拍目はアップビート。日本では「弱拍」です。

 

つまり、アウフタクトというのは、アップビートなのです。

上の歌を見てみましょう。1拍目というのは、「シ」の音です。つまり、「シ」がダウンビートになります。ですから、もし最初の音「レ」を重く歌ってしまうと、「シ」が軽くなってしまうのです。これでは、何拍子で歌っているのかがわからなくなります。

「レ」は軽く(すくう、と言った方が分かりやすいかも)、「シ」は沈めて。

わかりにくければ、始める前に「1・2・3・4・5・レ」と数えを入れると良いかもしれません。

 

ピアノも同じです。

アウフタクトを弾く時は、手首を上へ持ち上げてやれば良いのです。そして、1拍目で沈める。

上から2つ目のシューマンは、1拍目にアクセントが付いています。さすがシューマン。わかりやすい!!このアクセントを弾くためにはアウフタクトの時、自然と手首は上へ上がり、音が軽くなります。 

 

Img0091_2


            

ショパンのNocturne 嬰ハ短調 遺作から12小節のアウフタクトです。

このアウフタクトを重く弾いてしまうと、実に重々しくなってしまい、その後のパッセージがくどくなってしまいます。ちょっと演歌のこぶしのようになりがちです。

ですから、13小節の1拍目の「高いソ」に意識を置き、その高さでアウフタクトを弾くと、重々しくならず、音色の繋がりが保てるのです。

更に、14小節目のアウフタクトもフォルテですが、決して沈み込むことなく次のオクターブ上の音に繋げて行って欲しいです。

 

今回例として挙げた曲は全て低い音から始まるアウフタクトです。

日本人が一番苦手としている、と言っても過言ではないような難しさがあります。

いえいえ、もしかしたら、全く気にしていないかも!!

でも、アウフタクトを気にしてみると、ちょっと違う曲想が見えてくるかもしれません。

 

今日もまた下手な説明ですみません。

わかるかなあ・・・イメージしてもらえるでしょうか?

指揮!をしてみてくださいね。

 



                           





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コメント

アップビート!なるほど~
(って、ボクにはかなり難しいなぁ

台風の影響はいかがでしたでしょうか?
(ボクの周りは幸いにも大した事ありませんでした)
暑くなるようですので、御自愛くださいませ

こんばんは
台風の影響はこちらはそれ程では有りませんでしたけれど
爪痕を見て心苦しいですね
Mikikoさんの所は如何でしたでしょうか
いつでも普通が良いですね。
最近特に実感します。
今日もぐずついたお天気でしたけれど
本当に暑い日がやってくるのかなって思ってしまいますね(・。・;
そんな中誰かの引いているピアノの音楽を聴きながらお仕事も気持ちがよさそうです♪
イメージトレーニング♫です(*^^)v

billさん
いっつもお返事が遅くてすみません。
LAに行くことになり、バタバタと支度等に追われています。

7月に入り、お天気に翻弄されていますね。
「冷夏」なんてうそ~~!!暑い~~!!
ちょっと歩いても、立ち止まると汗が噴き出てきますものね。

billさんも体調に気を付けて歩いてください。

na noriさん
イメージトレーニング、してくださいねえ
ムシムシ、ジトジト・・・少しでもやわらげられたら・・・

もう少ししたら、LAに行ってきます楽しみです~~。

アウフタクト、本当に難しいですね。
強すぎても、弱すぎてもいけない。
次の音へどうつなげるかですよね。
私、いつも、息を吸いながら弾きます。
それであってますか?

ananさん
息を吸いながら、ばっちりです。
手首の準備もお忘れなく

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