フォト

にほんブログ村

写真

無料ブログはココログ

« 調=Key | トップページ | 音階 Major & Minor Scales »

2014年5月 6日 (火)

調号=Key Signatures

GWも最終日。連休を満喫された方も多いことでしょう。

お出かけして、グッタリ~~と言う方も多いかな?

生徒たちは学校も無く、家族と楽しい時間を過ごしたことでしょう。

我が教室はお休みさせていただきました。でもねえ・・・、次男の宿題が膨大で、どこかへ行くこともなく家で過ごしていましたが・・・。

 

前回の「調」の話題から、かいつまんで「調号」のお話。

・・・といっても、どこからどのように書けばいいかなあ・・・と悩んでます。が、とにかく書いてみます。画像は全て大きくなります。

Dsc_2171                      

まずはハ長調(C major)の音階です。それぞれの音には名称があります。また、ローマ数字でも表します。

☆が付いている物について:

     主音(Ⅰ)(tonic) :  音階を代表するもっとも重要な音。

     属音(Ⅴ)(dominant) :  主音の5度上にあり、主音に次いで重要な音。

     下属音(Ⅳ)(subdominat):  主音の5度下にあり、主音と属音を補助する関係。

「5度」という関係はとても重要なものです。曲の中で「5度」が大きなカギとなるほどです。

他の音については、導音(Ⅶ)は主音に進もうとする性格といった具合に、それぞれ性格を持っています。

 

さて、調号と名称です。 調号を必要としないのがハ長調(C major)とイ短調(a minor)です。                

Dsc_2172           

これだけではわかりにくいと思いますが、♯が付いている上の段は、ハ長調・イ短調から5度ずつ上に上がっています。ハ(C)→ト(G)、ト(G)→二(D)・・・といった具合に。補足ですが、♯の付き方も5度ずつ上がっています(ファ♯→ド♯→ソ♯・・・)。書き方はちょっと違うので惑わされませんように。

 

♭が付いている下段は、ハ長調・イ短調から5度ずつ下がります。ハ(C)→へ(F)→変ロ(B♭)・・・という具合に。同じく♭の付き方は5度ずつ下がっています。

上記のことを「五度圏」(Circle of Fifths)と言います。

Dsc_2175

こういうことから「5度」というのが大事だということがわかります。

 

次に、調の関係についてです。

   関係が深い調を「近親調」と言います。

     ♡同主調(parallel key)   同じ音を主音にした長調と短調です

Dsc_2151

 

     ♡平行調(relative key)   同じ調号を持つ長調と短調(長調のⅥに当たります)

                                  Dsc_2152

 

     ♡属調(dominant key)   Ⅴの調です。ハ長調ならばト長調

Dsc_2154

 

 

     ♡下属調(subdominant key) Ⅳの調です。ハ長調ならばヘ長調

   Dsc_2155

 

 

Dsc_2169

 

 

ハ長調の音階です。

Dsc_2170

 

ト長調の音階

Dsc_2171_2

 

ヘ長調の音階

 

 

「ハ長調」の音階の上4個と「ト長調」の下4個は同じです。(下4個・上4個は両方とも「テトラコード」というものです)

「ハ長調」の下4個と「ヘ長調」の上4個は同じです。

まあ、いうなれば、半分は重なっているから密接な関係と言えるのでしょう。

 

 

上の関係を整理すると次の図のようになります。ハ長調だとわかりやすいかと。(カッコ内はドイツ名: "dur"は長調、"moll"は短調)Dsc_2156               

 

更に、関係を拡大すると・・・ Dsc_2159_2 ハ長調の場合

 

 

 

 

                     ハ短調の場合  Dsc_2160

 

 

 

 

                                  (画像は「わかりやすい楽典」と「楽典Q&A」を使用)

ここまで来てしまうと、ややこしいですね。

「ソナタ」というのは、「ソナタ形式」で書かれています。転調のルールもありますので、まずはモーツアルトの「ソナタ」で、転調の確認をしてみるとわかりやすいと思います。

次に、例えばハ長調で書かれているセクションでも、チョコっと違う調が隠されています。それを探してみると面白いですね。

それ以上になると、今度はコード(和音)進行になってしまうので、ちょっと分野が違いますね。

 

やっぱり長くなってしまいました。いっぺんに書こうとしてはいけないんでしょうが、ざっくりとこんな感じです。

曲をじっくりアナライズしてみるのも面白いです。学生の頃は論文を書くために1曲をじっくりじっくりアナライズしました。何冊書いたかしら?

あの頃は夢中で、半分は点数のためにでしたけれど、今思えば楽しかったです。

 

0501_11

 

 

 

 

 

 

 

 

0504_5

                            お散歩で

 

 

 

 

0504_31                  

 

 

 

新緑が綺麗。

  0504_32

 

→ これってお花ですよね?プロペラなんですね。毎年花付けてたかしら?

 

 

 

 

« 調=Key | トップページ | 音階 Major & Minor Scales »

piano」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。
ありがたい講義、うなずきながら拝見いたしました。
分かりやすいです。
私に音楽と写真がないことを想像すると。。。。やはりあり得ませんね。
音楽の楽しさや素晴らしさを、これからも多くの子供さんたちに頑張って教え?いや伝えていってくださいね。
生意気言ってすみません。

「五度圏」なる用語、お初です。
ある程度の(というか、かなり深いですよね
知識を持って演奏を聴くのと
そうでないのとは、当然ながら違ってきますね。

勉強になります

ご説明ありがとうございます。大変参考になりました。

このブログをぜんぷコピーし、それぞれの図を
拡大して印刷し、今、ハ長調以外の近親調や関係を
考えています。

モーツアルトはハ長調が多いので、ソナタを確認して
見ますね。一つの楽章の中の転調、さらに第1、第2、
第3楽章の調の関係など、よく見てみます。

ピアノのレッスンは、どうしても演奏技術の習得で
時間がいっぱい(足りないほどです。)で、このような
ことを学ぶ時間がありません。

「わかりやすい楽典」「楽典Q&A」という本も探してみます。

本当にありがとうございました。

EOSのパパさん
>分かりやすいです
嬉しいお言葉です。

少しでも音楽は弾くだけじゃあないのよ、というのを生徒たちにもわかってもらえたら良いなと思っています。
大きくなれば、吹奏楽部に入るかもしれません。バンドを組むかもしれません。違う楽器に興味を持つかもしれません。そんなとき、音楽の基礎があれば入りやすいだろうなと思うのです。
また、CDを聴く時、音楽会に行く時、ちょっと楽典を知っていれば、また違う聴き方があると思うんです。

新しいカメラ、どうですか?音楽聴きながら、作品のアイディアを膨らませてくださいねえ\(^o^)/

billさん
「五度圏」なんて物理だか、数学みたいですね(^_^;)
数学もあり、デザインあり、建築(設計図?)あり、スポーツ学あり・・・いろいろな分野に繋がってますよ。
ピアノからたまには離れて、机の上で勉強するのも良いですね

ananさん
ありがとうございますm(__)m
そんなに言っていただいて嬉しいです。
「ソナタ形式」というので検索すると、転調などの説明もあります。
その説明を読んでから分析されると良いと思います♪

次回は短音階について書いてみたいと思っています。

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 調号=Key Signatures:

« 調=Key | トップページ | 音階 Major & Minor Scales »