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2014年5月10日 (土)

音階 Major & Minor Scales

木曜日は生徒さんが7人。さすがに6時半に最後の生徒さんを送り出すとドドッと疲れが・・・。そういえば、ずっとお水を飲んでいなかった、と反省。これから暑くなってきたら、気をつけないと。

腱鞘炎は、だいぶ良くなりました♪もうちょっとです。

で!!昨日の朝、急に思い立って、大船のフラワーセンターに一人で行ってきました。

ブロガーさんの一人がここのお花を載せていたので行ってみたかったんです。息子たちが小さい頃は、友人たちと行ったりしたのですが、息子たちも大きくなってしまったし、ちょっと駅から歩くので、遠ざかっていました。

時々風が強かったのですが、汗ばむぐらいの日射しで気持ちが良かったです。

スマホ撮りの拙い写真なのですが、最後にアップさせていただきます。

 

リクエストに応えまして(大げさですが)、長調と短調のスケールの説明に挑戦です。

 

まずはハ長調(C major)の音階(Scale)です。

     Dsc_2183_2                                      

「半音」というのはピアノで言うとお隣同士の音です。「全音」は半音+半音ですので、2つの音の間にはもう一つ音があります。

「長調」の音階は下4つの音だけ見ると(ハ長調の場合、ド~ファまで)「全音・全音・半音」です。上4つの音(ソ~ド)も「全音・全音・半音」です。これが「テトラコード」というものです。この二つを繋いでいるところは全音です。

 

ここで大事な音符の復習です。

Ⅰの主音(Tonic)・Ⅳの下属音(Subdominant)・Ⅴの属音(Dominant)そして、もう一つ、Ⅶの導音(Leading Tone)も覚えておきましょう。

次に三和音というものがあります。

Dsc_21841                             

ハ長調の音階上の三和音です。大文字の数字は長調の和音、小文字は短調、ⅶだけ小さな○が付いていますが、「減三和音」というものです。わかりやすいので記号で書くときは大文字、小文字などで使い分けます。

 

Dsc_21831

Ⅴの和音を「Dominant Chord」と言いますが、

ソから7度上の音(ファ)を加えると「属7の和音」(Dominant 7th)というとても重要な和音が出来上がります。

 

 

Dsc_2175_2_2            

 

 

Ⅰ・Ⅳ・Ⅴの3つの和音を使ったものですが、弾いてみるとなじみあるコード進行だと思います。

「終止形」(Cadence)というものです。

フレーズの最後・曲の最後に使われるものですが、V7→Ⅰのパターンを「完全終止」(Perfect Cadence)と言い、一番安定感のある終止形です。

上のパターンはそのV7→Ⅰの典型的なものです。

 

Dsc_2176Ⅳ→Ⅰは「変終止」(Plagal Cadence)といい、主に宗教音楽に 使われます。

「アーメン」と聞こえませんか?

 

 

 

ほかにも「終止形」のパターンはありますが、今回はこれだけで。

 

いよいよ、短調のスケールです。

まず、短調のスケールには3つの種類があります。

①自然的短音階(Natural minor scale)

②和声的短音階(Harmonic minor scale)

③旋律的短音階(Melodic minor scale)

 

では、一番わかりやすいハ長調(C Major)の平行調(Relative key)であるイ短調(a minor)で説明したいと思います。

 

Dsc_21833_2ハ長調と同じで、シャープ・フラットは付いていません。

しかし、「全音」「半音」の並び方は「長調」のとは違っています。

またⅦ→Ⅰが全音のため、「導音」としての役割が果たせていません。

Dsc_21832

では、ここで、「イ短調」のⅤの和音を見てみましょう。

Ⅴコードというのは、必ず長和音(Major chord)でなければなりません。

つまり、上のままだとⅤコードは短和音(minor chord)になってしまいます。そこで、Ⅶの音(ソ)に♯を付けて半音上げます。すると、Ⅴコードは長和音になりますね。

これを頭に入れながら次の二つのスケールを見てください。

 

Dsc_21834

 

これが、和声的短音階(Harmonic minor)です。 Ⅶに♯をつける事でⅦ→Ⅰが半音となり、「導音」としての役割もでき、和声的に強いものを感じられるようになりました。

しかし、Ⅵ→Ⅶが増2度(Augmented 2nd)といって半音3つ分になってしまうため、少々違和感を感じますね。

Dsc_2186                            

旋律的短音階(Melodic minor)です。あがる時は、ⅥとⅦを半音上げることで、Ⅴ→Ⅵ全音、Ⅵ→Ⅶ全音、Ⅶ→Ⅰ半音と「テトラコード」の出来上がり。耳慣れた旋律となるわけです。

下がるときはⅦの「導音」の役目はいらないので、ⅦもⅥも半音下げて自然的短音階になります。

 

Dsc_21842                      

②に三和音を乗せます。ⅰとⅳが長調とは違って短和音になります。                       

Dsc_2184_2

終止形(Ⅴ7→Ⅰ)と(ⅳ→ⅰ)です。

他の調でもこれがわかると、曲の中でも探しやすいと思います。

「ハノン」の音階の最後に付いていますので、ご参考にしてください。

 

以上が短調のスケールの説明でした。読んでいただきありがとうございました。

 

Dsc_24081             

 

JR大船駅から徒歩15分ほどのところにある神奈川県立フラワーセンター大船植物園

 

広場には小学生や幼稚園生の集団がいっぱい。お花の周りには、カメラを持った人たちがいっぱい。グループで来ている人も多かったです。

Dsc_22331

 

 

 

        バラ園

      終わっている株もあれば、これからのもありました。ものすごい数の種類です。

 

 

Dsc_22741          

 

 

 

シャクヤク園

和風な名前が素敵でした。

 

 

 

                          Dsc_22771

 

 

さすがに藤は終わりかけていました。

紫の藤は終わり。

この白藤だけが残っていてくれました。地面は花びらで真っ白。

 

 

Img_05851

 

 

 

 

 

 

 

これから、しばらくは、更新のとき、バラとシャクヤクを紹介したいと思います。悪しからず・・・。

 

 

 

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コメント

短調のスケールの説明、ありがとうございます
ボクにとっては、まさに生涯学習の一環です!

音楽の授業といえば、ペーパーテストはほぼパーフェクトながら
なぜか通知表上の成績はパッとしないジレンマに陥ってました…
音楽とは、理屈?を理詰めでクリアできたとしても
結局のところ、センス(才能ともいいましょうか)の
占める割合が決して小さくないと知るに至ったのも今は昔…
…自分に言い訳してた時期が懐かしくなりました

バラとシャクヤクが綺麗な季節ですね

ありがとうございます。

今回も全部コピーしました。ほかの調も含めて自習します。

なぜ短調だけ、和声的音階、旋律的音階があるのか、
意味が分かりました。

ハノンの音階の練習、最後についている和音の意味も
わかりました。

ちゃんと理解するまで、行きつ戻りつだと思いますが、
まずは今まで弾いた曲をよく見て、考えてみます。

billさん
次男がbillさんみたいな感じでした。
ペーパーをほぼ完璧、歌も楽器のテストも結構良い点数をとっていたのに、なぜか成績表の評価はイマイチ・・・。小学校の音楽の先生との面談では、「う~~ん、次男君ねえ・・・(と手帳を見ながら)・・・どこと言って欠点は無いんだけれど、これ!というものも無いんだなあ・・・。それが評価に繋がらないのかなあ。」とのお言葉。つまり、平凡ということですね、という結論に
中学に入ってからは、「やる気なし」の成績を保っていました。

大学で付いた先生(過去のblogにも書きましたが)は、真の天才肌。なので、少々教え方が難し過ぎる傾向がありました。生徒が四苦八苦しながら練習していても、自分は苦労無く弾いてしまうので、どうして弾けないのかが分からなかったり、結論を教えてしまってそこまでに至る経緯(テクニックなこと)を説明してくれなかったり・・・と。
ある意味、そういう先生だったので、自分で模索しながら練習したのが良かったのかもしれませんが。

センスがある人って、理屈を自然に理解できている人なんでしょうね。

お花は癒されますね。身近に鎌倉があるので、四季折々のお花を見ながら散策したいのですが、なかなかまとまった時間が取れなくて・・・。残念です。

ananさん
おはようございます。
ハノンのスケールの最後のコードは「主音→ⅱ7→Ⅰ→Ⅴ7→Ⅰ」ですね。
3つ目の1和音は「ドミソ」を転回させると、ドミソ→ミソド→ソドミになりますね。
最後のソドミを「第2転回形」といい「Ⅰ6-4」または「Ⅰ2」と言う和音になります。
「Ⅰ6-4→Ⅴ7→Ⅰ」が一番良く使われる終止形です。

お勉強、頑張ってください(^。^)

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