次男のシェークスピア(追記しました)
ようやく夏休みが終わり、家の中も静かになりました。
家の中がさっぱりしたような・・・
次男が冬頃からシェークスピアに興味を持ち始めた。
きっかけはどうもアニメらしいのだが、私の本棚に何冊かシェークスピアがあるのを見て読みたいと言い出した。
「オセロ」を選んで、読み始めた。
きっとギブアップ宣言してくるだろうなあ・・・なんて思っていたら読破した。でも、感想は「ムズイ」「暗い」「気がめいる」
次は、「マクベス」をチョイス。さすがに途中で「重い」と言ってギブアップした。そして、PCであらすじを読んで満足してしまった。
これで終わりかと思ったら、「リア王」を手にした。3ヶ月かけて読み終えた。オオ!!偉いじゃないと褒めたら、感想を長々と述べはじめた。へええ、いろいろ思いながら、ちゃんと読んでいるんだと、ちょっと感心した。
さて、現在「ハムレット」を持ち歩いている。どのくらいで読み終えるのかな?
それにしても、どうしてこうもシェークスピアにはまっっているんだろう。シェークスピアの国、イギリスへ行ってみたいらしい。
私の話し・・・
トロントへ移住して2年目、プライベートスクール(Bishop Strachan School)に通ったが、そこでは、Englishクラスでシェークスピアを学ぶ。
http://mikipiano53.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/post-5dd2.html#trackback(以前のブログより)
1年目は「ベニスの商人」だった。普通の英語も出来ないのにシェークスピアはチンプンカンプン・・・日本語で読んでから、どうにかこうにか英語文を読解する。
まあ、悲劇では無い分、ちょっとは理解しやすかった。
しかし、9年生(中学3年生)ともなると、試験は小論文形式。5問ぐらいをひたすら書かなくてはならない。それも、自分の意見なども織り込んだものを述べていく。
泣きたくなる時間だった。
2年目は、「マクベス」。次男ではないが、重くて深い!!
英語の授業を出来る限り聞いて、家に帰ってから日本語で復習。日本語で理解したものを英語にする。そんな作業の繰り返し。泣きたいなんていうレベルでは無い!!
必死!!あきらめ!!あがく!!そんな感じ。
でも、試験が終われば、結構面白かったと思えた作品だった。
トロントから約2時間ほどのところにStratford(ストラットフォード)という町がある。
とにかくカナダにはイギリスと同じ地名がいっぱいある。私の大学町はLondon。
Hamilton,Cambridge,Kitchener、Waterlooなどなど。Toronto周辺だけでもざっとこれだけある。
右の黒がトロント。我が家はNorth Yorkと書いてあるところ。
緑は私の大学があるロンドン。
赤がストラットフォード。
Stratfordでは、シェークスピアの劇をやる小屋が建っている。うろ覚えだが、多数あったはず。私がいた頃は「小屋」だった。結構古そうだったから、今は立派な劇場になっているかもしれない。
毎夏、フェスティバルがあって、複数の劇が公演される。
ちょっとドライブがてら、フラッと行き、公演日程を見て、その小屋へ行ってチケットを求め、観劇となる。
「真夏の夜の夢」「ロミオとジュリエット」「ハムレット」は記憶にあるのだが、後何を見たかなあ・・・
母は、観劇の後は、アンティックショップに行くのを楽しみにしていた
Googleより拝借
さて、次男・・・「ハムレット」はどんな感想を持つのかな?
次男の学校
今日はピアノの調律を
アメリカ生まれだからか湿気に弱い
6月頃からすでに狂い始めていたが、今まで我慢。もうちょっと湿気が無くなるまで我慢したかったがもう限界
鍵盤の部分を出すとこんな感じ
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コメント
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こんばんは


それはきっとMikikoさんの遺伝子が動き始めたのでは♫
深く思い話も、面白いのかもしれませんよね(#^.^#)
鍵盤の前に誰か、いそうですね
投稿: na nori | 2013年9月 2日 (月) 23時56分
シェークスピア!ご次男偉い!
でも古典ほど面白いものはありません。
Mikikoさんほどではありませんが、私も英文科の学生の時
シェークスピアを読みました。ご存知でしょうが、シェークスピア用の
特別の辞書があって、それを見ないと訳が分からないところがあります。
Friends, Romans, Countrymanで始まるアントニオの演説を暗記させられ
ました。
また学校にRoyal Sheakespeareの人たちが来て、名場面を演じてくれた
こともあります。とても上手で、言葉は分からなくても、理解できました。
シェークスピアの真骨頂は喜劇だと思いますので、ご次男には、是非次に
喜劇を読んでいただきたいですね。
投稿: anan | 2013年9月 3日 (火) 10時55分
私は文学の趣味はまったく無いので、内容のコメントはできませんが、
息子さんには間違いなく、MikikoさんのDNAが受け継がれていることの証でしょうね。
イギリスへのあこがれもいいですね、きっと実現することでしょう。
昔、2人の娘のためにピアノを購入して2回ほど調律をお願いした事がありますが、2人とも弾かなくなってしまって、楽器屋さんに売ってしまいました。 今思うと、孫に期待して残しておけば良かったと、時々思いますが、孫は最近バレエに興味を持ったらしく教室に通い始めたようです。 いつまで続くのか・・・。
投稿: たかchan | 2013年9月 3日 (火) 22時05分
na noriさん

私の遺伝子!!受け継がない方が良いかも・・・
でも、思い入れがあると、息子に話すことができるし、結構面白がって聞いてくれます。
ちょっと見えているのは
調律師さんです。お顔も写してあげれば良かったかしら?ごめんなさい。
投稿: Mikiko | 2013年9月 3日 (火) 22時22分
ananさん
シェークスピア用の辞書があるんですか?
なるほど・・・ありがとうございました。薦めてみます。
カナダでもシェークスピア劇場があって、時々行って観てきました。
そうだわ。このことをブログに載せますね。また、覗いてください。
次作は喜劇ですね
了解です
投稿: Mikiko | 2013年9月 3日 (火) 22時29分
たかchanさん


あはは・・・やはりDNAですか!!ちょっと怖いような
イギリスへは、いつか行かせてあげたいです。ちょっとイギリスの食事も美味しくなっているみたいですし
お孫さんはバレエですか

姿勢も良くなるし、自然と音楽を耳にして身体で表現するので、素敵なお稽古事だと思います。踊っている姿、可愛いんでしょうねえ
いつまでも続くように応援していま~~す。
投稿: Mikiko | 2013年9月 3日 (火) 22時35分