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2012年9月16日 (日)

トロントでの私の音楽

前回のコメントで、短調の曲が好きと書いた。

中学の頃から好きだった。聴く音楽はほとんどがminorの曲。ラフマニノフにショパンにブラームズにモーツアルトにバッハにシューマンにリストにチャイコフスキーに・・・

 

トロントという土地柄のせいもある・・・

半年==今は温暖化のせいか雪が少ないらしいが==は雪だ。

太陽に照らされた銀世界は美しいが、灰色の空、モノトーンの景色はやはりさびしいものだ。

自宅でも、大学でも、ピアノに向っていて、ふと窓の外を見ると・・・灰色で雪がシンシンと降っていると、なんとも言えない淋しさみたいな、息苦しさみたいなそんなものが押し寄せてくる。

夜なんかは、漆黒の空から白い雪が、時には舞っている、時には自分めがけて落ちてくる。それはそれは不思議な感覚に陥る。自分が宇宙のどこかに行ってしまうようなそんな不安感が迫ってくる。

 

そんな感情からの脱出方法は、友人たちとしゃべるか、思い切って外へ行くか、ピアノに向かうか・・・

家では友人はいない。大学では、友人たちも練習している。邪魔はできない。まだ、休憩までは時間がある。

ならば、外へ。しかし、雪の上を歩くのは大変。おまけに車は雪に埋もれている。雪を掻いても、車道も雪に覆われている。

では、練習しよう、となる。ひたすら練習する。がむしゃらに練習する。

 

そんな感情では、明るい楽しい曲なんて弾く気にならない。

そして、おのずと聴く曲もminorになってしまうのだ。

 

やはりトロント時代の私は、自然に左右されていたなあ・・・

 

では、ロスアンジェルスでは?日本では?それは後日に書こう。0913no31_2





                          

 

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コメント

カナダの雪景色って、キレイなんでしょうね~・・
なんて言えるのは、実際に 住んだことが無いからなのですね。
雪に あまり縁のない私などは、銀世界 という響に ウットリしてしまうけど
毎日 雪に閉ざされるというのは、大変な様子・・・

「がむしゃらに練習」  私も、してみたかったな(笑)
弾きたい・・・ 弾いてみたい・・・ 願望だけの青春時代でしたから
今 やっと その夢が叶って 第二の青春ってとこでしょうか♪

写真、綺麗な 桔梗ですね。
わが家の庭でも、雑草にまみれながら 健気に咲いてます(笑)

こんにちは
水滴があってとっても生き生き花が元気そうー
すごいですね「がむしゃらに」ないなぁー
もっとがむしゃらに撮らないとな

lapinさん

雪国は大変です。
マイナス15℃なんていう日もありましたから。目をパチクリするとぺたぺたって感じになるんです。涙が凍るんでしょうね。お鼻で息を吸っても、鼻がペタッとなるし。
雪掻きも嫌い!
でも、うっとりするぐらい綺麗な日もあるんですよ~

あの頃はがむしゃらに練習できましたね。
あの頃は、電話が鳴ったり、お玄関がピンポンなったり、子供たちの迎えの時間気にしなくても良かったので・・・
「寝ても覚めても・・・」正にそんな感じ。夢の中でも弾けないところ練習してましたから・・・。

ピアノのことだけ=勉強もでしたが=考えていても良かった頃でした
青春ですね

くじらさん

くじらさんにお写真褒めていただいて嬉しいです

この歳で何かをがむしゃらにやるとなると、いろいろなものから解放されないと駄目ですね。体力も必要だし。

ちょっとあの頃に戻ってみたいような・・・

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