Major & Minor (長調と短調)
火曜日と水曜日、音楽三昧の二日間でした。
弾いて、歌って、教えて・・・の3拍子
楽しかったけれど疲れた昨夜は、4ヶ所も蚊に刺されて目が覚めました。1ヶ所はなんとオデコ
寝ているときに刺されると、ものすごく痺れるんですそれで目が覚める
その痺れが、徐々に広がっていくんです。気持ち悪いのなんのって・・・。
指先を刺されてしまうと、痛いそれが痺れに変わって、だんだんと手首の方へと移動していく。その頃から、痒さが出てくるのですが、その痺れはたまりません。
痺れが治まるまでは、なかなか眠れないので困ります。
昨夜もそうだったので、バッハを聴くことに。
グレン・グールドのピアノ協奏曲第1番 ニ短調(d minor)
大学の時に弾いた、バッハの中では一番好きな協奏曲です。
歯切れの良い躍動感のあるテーマと、D minorが好きです。
「調」というのが、現代音楽以外の曲には必ずあります。
日本語では、「○長調」とか「○短調」といいます。またはドイツ名で書いてあります。
私は、やはり英語で接してきたので「○Major」とか「○minor」の方がなじみがあります。
全ての調には特徴があります
「ハ長調」には「ハ長調」の、「ハ短調」には「ハ短調」のように。
だから、「ああ、これは○調だから、こんな感じに弾こうかな」と思えるわけです。
それが、英名で勉強してきた私の場合、日本名やドイツ名ではピンと来ないのです。
「ニ短調」だ、「ヘ長調」だと言われても何の感情も湧きません。
でも「D minor」だ、「F Major」だと言われると、ちゃんと来るものがあるんです。
日本に帰って来てから18年経っても、そういう感覚って抜けないんですね。
ああ、また、バッハのD minor聴きたくなってしまいました
9月10日の日没
9日よりも雲が薄かったので、ゴールドに輝いていました。
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コメント
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お~~~~~ またしても、カッコいい♪
短調ではなく、minor なんですね。
私なんて、学校で習ったとおり 「短調」 「長調」 です
それはさておき、私は どうやら minor の曲が好きなようで
あ、この曲 いいな~ って思うと、たいがい minor なのです。
クラシック以外でも、演歌 ・ ポップス ・ アルゼンチンタンゴ に至るまで
いいな・・・と思うのは、なぜか ほとんどが minor で・・・
根が暗いのかしら?(笑)
話、変わりますけど
指先 刺されたら、たまらないですよね~~~
子供の頃、よく 足の指とか刺されたんですけど
今は 冷え症で、ソックスはいて寝てるので 刺されません。
あと、まぶた とかも かゆい(笑)
もう最悪です。
投稿: lapin♪ | 2012年9月14日 (金) 02時50分
lapinさん
私もminor派です。5年ぐらいまではほとんどminorばっかりでした私もねくら・・・かな
でもね、名曲といわれるものって、ほとんどがminorなんです。面白いですよね
だんだん歳とともにMajorの曲も好きになって来ました。
Majorの旋律や和音進行の中に隠されているminorにキュンと来てしまったり
私もタンゴ好きです。ロシア民謡とかも・・・暗い
後は和太鼓のような躍動感のある力強いものも大好きです。
やっぱり蚊に刺されるとたまらにですよね~~
まぶた・・・はまだ無いわ。かゆそう~~~
投稿: Mikiko | 2012年9月14日 (金) 20時57分
「隠されている minor」 ですか・・・
Mikikoさん、やっぱり カッコよすぎます(笑)
ロシア民謡も いいですよね!!
子供のころ よく口ずさんでたような記憶があります♪
ってことは、やっぱり 子供時代から ネクラ・・・
まぶた、ぜひ一度 お試しあれ(笑)
投稿: lapin♪ | 2012年9月15日 (土) 01時51分
恥ずかしながら、調がよくわからないのです。
中学の時に習った楽典を思い出すと、たしか、
#の数の少ない方から、トニイホロヘハ
♭の数の少ない方から、ヘロホイニトハ
だったと思います。
そして長調はドから、短調はラから始まるのですよね。
このブログを読んでから、疑問を持ち、先生に
教えて頂きました。終わりの音を見た方が確実とか。
またいろいろヒントを教えてくださいね。
投稿: anan | 2012年10月 9日 (火) 20時58分
ananさん
そうです、そうです!!
これも教えていただいたかもしれませんが・・・
音楽も数字で出来ているんです。
例えば、「ド」から「ソ」はそれぞれの音も含めて数えるので「5度」離れていると言います。
それを踏まえて・・・
サークルファイブ(Circle Five)と言って、♯の付いた調は、
ハ長調→ト長調(ハ長調から5度上がっていますね)→ニ長調(5度上がっています)→イ長調→ホ長調→ロ長調→嬰ヘ長調(ファ♯)→嬰ハ長調 となります。
♭の付いた調は
ハ長調から5度下がります。
ハ→へ→変ロ(シ♭)→変ホ→変イ→変二→変ト→変ハとなります。
この音をピアノで弾いてみてください。
5度づつ上がってみるのも良いですが、ジグザグに(意味わかるかしら?)で取っていくとパターンが出来ているので覚えやすいのですが・・・
短調は、長調の3度下です。
確かに、ほとんどの曲はその調の和音で終わりますからわかりやすいです
音楽を聴くとき、弾く時、何調かをちょっと気にすると、面白くなってくると思います。
同じヘ長調のモーツアルトとベートーベンのピアノソノタを聴き比べしてみるのも楽しいですよね。
投稿: Mikiko | 2012年10月10日 (水) 00時16分
lapinさん
今頃になって、lapinさんのコメントに返信していなかったのを発見
ごめんなさいね~~。・・・って、気が付くかなあ・・・
先日のNHK全国音楽コンクールで、高校生が自由曲に民謡を歌っているところが結構ありました。
ウクライナとか・・・後良く分からないのだけれど(録画しておけばよかった)、リズムやメロディが面白かったので、いつかコーラスでやってみたいな、と思っています
ロシア民謡は良いですよねえ♪ あの太陽の上がらず、吹雪いているのが見えちゃうような・・・
投稿: Mikiko | 2012年10月10日 (水) 00時22分