I'm Japanese.
トロント、そして、ロスアンジェルス
カナダもアメリカも多民族からなる国です。
中学1年でトロントに行った私は、「日本」とか「日本人」なんてことを何も考えずに・・・当たり前でしたから・・・トロントでの学校生活が始まりました。
向こうでは、自己紹介の後、必ず「何人(なにじん)?」と尋ねられます。
1980年前後、ちょうど日本の企業がトロントへ進出、発展していたころです。ですから、地域によってはまだまだ日本人は新参者。そんなでしたから、
「日本ってどこ?」
「まだちょんまげしているのか?」
「着物着ているのか?」
「忍者は何人ぐらいいるのか?」
なんていう質問をしてくる子もいました・・・(;´д`)トホホ…
新幹線、YAMAHA、HONDA、TOYOTAの国だ!!と言うと、「知っているよ。最先端の素晴らしいもの作っている国だ」なんて言っているのに、この質問・・・(@Д@;
こういう質問が来れば、日本そして日本人というものを考えざるおえません。
ある意味、あの頃の方が、日本というものを考え、日本人とは・・と思っていたように思います。
学校について、教育のことも話題になりました。トロントやほかの国とどう違うのか?
戦争のことや歴史的な質問も投げかけられました。
先住民について話したこともあります。
「Mikikoは日本人を誇りに思えるか?」という質問に、自信たっぷりに「Yes!! Of course(もちろん)」と答えていました。
今、日本は弱っています。
でも、オリンピックでも芸術でも宇宙でも日本は輝いています
やっぱり日本人はすごいんです。
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コメント
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外国の人って、若い方でも 自分の意見 ちゃんと持ってるんですね。
なんでも、YES YES って言っちゃう 日本人とは えらい違い
私は 何も言えないだろうな・・・ 内弁慶だから。
っていうか・・・ そもそも、英語 しゃべれないもん(笑)
投稿: lapin♪ | 2012年9月11日 (火) 00時57分
lapinさん
向こうの人はすごいですよ。とうとうと自分の意見言いますからね。
中学・高校の頃は非常におとなしい子だったんです。でも、「No」や意見をしっかりと言えないとバカにされてしまうので、相当変わりました。英語では間に合わなくて、日本語で言い返したことも・・・

私も、今ではこんなですけど
ちょっとサバイバル要素もありますよね
感情面でもそうです。ストレートに表現してきます。
っと傷つくこともありますが、その分わかりやすく、その場で解消できるでしょ。
好きだよ~~、はもちろん、ここが嫌だ、もはっきり言ってきますからね。
ひえ~~
やはり、日本に帰ってきて一番苦労したことは、そのことかしらねえ。
遠回しの表現は、日本人の良いところだけれど、真意を組むのが大変
そんなことを考えてしまうと、ついつい返す言葉を飲み込んでしまったり・・・
帰国して15年。いまだにわからなかったり・・・ますます難しく感じたり・・・
日本人として、勉強中です
投稿: Mikiko | 2012年9月11日 (火) 09時31分